最小9歳の少女ら200人が、陰部の外見にストレスを感じ、形成手術を求めている。

BBCの報道によると、傑出した若年婦人科医のナオミ・クローチ博士は、ラビアプラスティ(女性器の小陰唇や大陰唇を整形もしくは縮小する手術)を求める若い少女の数が増えていることを懸念している。

2015年から2016年にかけて、18歳以下の少女200人以上が英国の健康保険制度を用いてラビアプラスティを受けた。うち150人以上は15歳以下だった。

SNSを通じて見られるポルノグラフィーや画像が、陰部のあるべき姿についての非現実的な見方をもつよう若年層を導いていると危惧する専門家もいる。

英国の地域のかかりつけ医を30年以上務める医師は、陰唇の外見を気にして少女たちが訪れるようになったのは数年前だと述べる。

その医師は、11、12、13歳の少女が、陰唇の形やサイズがおかしいとして訪れると指摘した上で、陰唇の外見には「膨大なバリエーションがあることが現実です」と警告している。

専門家は、思春期にラビアプラスティを受けることは、成長が終わってからの非対称性を引き起こす可能性があるとして、推奨していない。

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