基本給やボーナスなどを合わせたことし5月の給与総額は、平均27万円余りと、前の年の同じ月を0.7%上回りました。

厚生労働省が全国のおよそ3万3000の事業所を対象に行った調査の速報値によりますと、基本給やボーナス、残業代などを合わせたことし5月の給与総額は、働く人1人当たりの平均で27万241円でした。
これは、前の年の同じ月を0.7%上回り、2か月連続で増加しました。

一方、物価の上昇分を差し引いた実質賃金は0.1%増え、5か月ぶりにプラスになりました。
厚生労働省は「賃金は引き続き緩やかに増加傾向にあるが今後の動向を注視したい」としています。

配信 7月7日 10時06分
NHK NEWS WEB
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