大阪府警捜査2課は6日、自治体職員を装ったうその電話で高齢者から金をだまし取ろうとした詐欺グループの東京都中野区のアジトを摘発し、電子計算機使用詐欺未遂の疑いで、東京都墨田区の職業不詳、大島哲也容疑者(32)ら5人を逮捕した。
約3万人分の名簿や携帯電話12台を押収した。5人は電話をする「かけ子」とみられる。

逮捕容疑は5日、福岡市東区役所職員や銀行員を名乗り、「保険料の払い戻しがある」などと福岡県の70代の無職男性にうその電話をし、銀行の現金自動預払機(ATM)から金を振り込ませて詐取しようとした疑い。
捜査2課によると、男性が口座の暗証番号を忘れていたため、振り込めなかった。同課が6日午後、中野区のマンション一室を家宅捜索し、居合わせた大島容疑者らを逮捕した。

配信 2017.7.7 08:37更新
産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/170707/wst1707070021-n1.html