http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170709/k10011050381000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_018

神奈川県鎌倉市で、ちょうちんで飾られたみこしが夜の町を練り歩く伝統の「大町まつり」が開かれ、大勢の観客でにぎわいました。
「大町まつり」は、平安時代に創建された鎌倉市大町の八雲神社で毎年7月に開かれています。

祭りの呼び物は、ちょうちんで飾られた4基のみこしが登場する「神輿ぶり」で、担ぐ人や観客の厄をはらい、福を呼び込むと言われています。

8日の「神輿ぶり」では、76張りのちょうちんで飾られた4基のみこしが横一列に並んで町を練り歩きました。

沿道には大勢の人が集まり、幻想的な明かりが鎌倉の夜を彩る様子に見入っていました。

家族と訪れた80代の女性は「毎年、楽しくおみこしを見ています。4基のおみこしが並んで進むのが魅力です」と話していました。

長年、みこしを担いでいる70代の男性は「若い人も年配の人も一体になれる伝統の祭りです。4基のみこしが並んで担がれるほかでは見られない自慢の祭りです」と話していました。

7月9日 4時19分

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