http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170709/k10011050301000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_016

法務省は、ことし10月から、羽田空港に顔認証技術を活用して、日本人の入国を確認する無人のゲートを導入する方針で、これにより、入国審査官の多くが、急増する外国人旅行者の審査に当たれるようにしたい考えです。
日本人の出入国の確認には10年前から、事前に指紋などを登録した人がパスポートを機械にかざして、指紋を照合しただけで無人でも確認が行われる仕組みが導入されています。

そして、法務省は無人で日本人の出入国を確認する新たな方法として、顔認証技術を活用した「顔認証ゲート」を導入する方針を決め、まず、ことし10月から羽田空港での日本人の入国確認に使うことにしています。

顔認証ゲートでは事前の登録が不要で、パスポートを読み取った専用の機械がパスポートに記録されている顔の画像と、その場で撮影した顔の画像を照合し、一致すればゲートが開きます。

法務省は来年度、平成30年度には羽田空港に加えて、成田空港と関西空港、それに中部空港に顔認証ゲートを設置し、日本人の出入国の確認に使う方針で、「顔認証ゲートの導入によって、入国審査官の多くが、急増する外国人旅行者の審査に当たれるようにしたい」としています。

7月9日 4時32分