インターネット通販大手が、期間限定の特売イベントに力を入れている。

 ネット通販の利用者は普段使い慣れたサイトで購入する傾向があるとされ、乗り換えを促す狙いがある。

 アマゾンジャパンは、有料会員向けの特売イベント「プライムデー」を10〜11日に開催する。対象商品が1年で最も安くなる。無料体験の登録者も対象とし、有料会員への移行を狙う。ジャスパー・チャン社長は「素晴らしい買い物をしてもらうことが重要だ」と強調する。

 ヤフーは11月11日を「いい買物の日」とし、通販サイトで買い物した際に得られるポイントを通常の11倍に増やすイベントなどを実施している。楽天は3か月に1度、数日間にわたる大規模特売を実施している。

http://yomiuri.co.jp/economy/20170710-OYT1T50043.html