サッポロビールは10日、3月下旬に発売した本格芋焼酎「赤からり芋」(720ミリリットル、税抜き1200円)で、
瓶に水の入った営業用の見本品を1本販売していたと発表した。
同社は他にも十数本販売した可能性があるとして、確認を呼びかけている。

サッポロによると、見本品は発売前の商談用につくられるもので、今回は48本を工場で製造。
営業担当者が販売店を訪れた際に回収を忘れ、店がそのまま店頭に並べて販売した。
瓶を開けた消費者から6月下旬に「中身が水のようだ」と連絡があり、発覚した。

通常、見本品は外装ラベルのバーコードの位置に「見本品」と印刷されたシールを貼るが、
販売されたものには貼っていなかった。
48本のうち、残り18本の所在が分からず、販売した可能性があるという。

「赤からり芋」は6月末までに約2万5千本を出荷した。
見本品はバーコードの下にアルファベット5文字の製造番号が書かれていない。

写真:サッポロビールの芋焼酎「赤からり芋」
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170710003815_comm.jpg

以下ソース:朝日新聞 2017年7月10日19時21分
http://www.asahi.com/articles/ASK7B5QMJK7BULFA02P.html