「シャープ製品」公式Twitterが運営停止へ 「ミニスーファミ」値踏みツイートで炎上

 シャープは7月11日、任天堂の「ミニスーファミ」をめぐる発言が炎上していたシャープ製品公式Twitter
(@SHARP_ProductS)について、一切の運営を停止すると発表しました(※)。

※「シャープさん」ことシャープ公式アカウント(@sharp_jp)とは別

 同アカウントは6月27日に、任天堂の「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」発表に関連して、
「面白そうだけど…冷静に、私の思い出(年代的にボリュームゾーン世代より少しずれている事が大きい)を価値に
換算していくと…」と、本体や収録タイトルの「主観的価値」を表にしてツイート。しかし、
「スーパーマリオワールド」200円、「ファイアーエムブレム 紋章の謎」0円など、あまりにも辛口な値付け
だったこともあり「なぜ公式アカウントで他社製品を値踏みするようなことを」と批判が殺到。その後
ツイートを削除し、「不適切な発言をしてしまいました」と謝罪していました。

 同アカウントはもともと、シャープの電子書籍端末「GALAPAGOS」についての情報を発信する目的で
2010年に開設されたもの。「シャープさん」の愛称で親しまれている「シャープ公式アカウント」(@sharp_jp)よりも開設は1年早く、これまで
7年にわたって運用されていました。

 シャープ広報に問い合わせたところ、今回の決定は「問題があったことを受け、社内で反省点の洗い出しや
見直しを行った結果」とのこと。シャープ公式アカウントでは、今回の決定について報告するとともに、
次のようにコメントしました。「インターネット、特にツイッターは、だれかが好きなもの、思い入れの
あるものを共通項に人々が繋がりあう側面があると、私は思います。だからこそ企業アカウントはどんな時も、
だれかの好きや思い入れを否定することは決して許されません。ほんとうに申し訳ありませんでした」。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1707/11/news078.html