ソフトバンクによると、モンゴルの潜在的な発電能力は風力と太陽光で年間約13兆キロワット時に及ぶ。

30年の日本の総需要の13倍にあたり、アジア全域の電力需要を賄える計算だ。

まずはモンゴルから日本や中韓、ロシアへの送電を目指し、将来的には電力需要が伸びているアジア各地へ輸出することも視野に入れる。


 採算性は調査中だが、通信ケーブルを海底に敷設するノウハウの応用などでコストを抑える方針。

ソフトバンク広報は「日本から安定供給の技術を提供する代わりに安価な電力を得る。←⁈

コストは見合うとみている」と自信を見せる。←⁈⁈


 だが、課題も多い。日本では電力大手10社がそれぞれ管内の送電事業を管轄し、
国内ですら越境送電の規模拡大は難しい。
海外から来た大量の電力を行き渡らせるための調整は難航が予想される。
日本には国際送電を想定した法律がなく、法整備も必要だ。