――開設の時期が「京産大外し」につながった認識はあるか。
 それはありません。告示を見て判断した。それだけであります。
 ――具体的にこういう時期だったらというプランがあったのか。獣医師の人数は。
 人数は考えていた。でも、教員を確保するアクションはしていなかった。
 ――昨年11月、国家戦略特区の諮問会議の方針で、「広域的に獣医師養成大学が存在しないところに限り新設可能」との条件が入ったが、この段階で駄目と思った訳ではないのか。
 広域的の解釈は色々あるが、関西では大阪府立大学。我々の構想は綾部市で、京都市ではないので、広域ということだけで対象外となったとは思っていなかった。
 ――「広域的」というのは、自分たちは資格があると判断したか。
 先ほども答えたが、この言葉で対象外になったとはその時点では考えていなかった。
 ――納得できない部分は。
 特にございません。告示の内容に照らして、私たちが間に合わなかった。
 ――獣医学部の開設する場合と、今回の学部での予算の差は。
 獣医学部は経費がかかると思うが、試算はしていない。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170715-OYT1T50005.html