山形地裁鶴岡支部(山形県鶴岡市)で開かれた監禁事件の公判中、証人として出廷した被害者の女性の首を絞めけがをさせたとして、強姦と傷害などの罪に問われた無職石川志信被告(41)に、山形地裁は14日、懲役7年(求刑同10年)の判決を言い渡した。
児島光夫裁判長は判決理由で「女性が裁判の場で受けた精神的被害は大きく、悪質だ」と指摘した。

判決によると昨年5月、山形県で女性を車に閉じ込め乱暴し、富山県まで連れ回すなどした。
同11月11日午後には、この事件を審理していた鶴岡支部の法廷で、証人尋問中の被害女性の首を腕で絞めたほか、髪を引っ張り、けがを負わせた。

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