国庫を痛めることのない地方へのバラマキという、古い利益誘導を新たな革袋に入れただけのものであっても
省庁に些か頑な規制が存在し、それ故に地方の自由な創造が妨げられているという状況があるのも事実であり
それを打開するべく、官邸が省庁を横断して取りまとめ、事例を絞って規制を緩和するということの
全て否定する訳ではない
今回の加計ありきの今治についても、獣医師会や農水省、文科省による定員の総量規制を外させたことまでは
規制緩和としてギリギリ許容される範囲だとも思うが

文科省に圧力をかけられるどこかが、加計ありきの今治に既に内示を出してしまっており
文科省に開学を認めさせねばならないために
これまで開学した全ての大学がその煩わしさに辟易しながらも必死にクリアしてきた
大学開学における公正制を保つルールまでも、文科省にねじ曲げさせてしまったことが問題なんだよ
獣医学部開設への問題がなくなった状況で、時間がかかろうとも加計に
これまで開学した全ての大学がその煩わしさに辟易しながらも必死にクリアしてきた
大学開学における公正制を保つルールをクリアしてもらい、正々堂々開学を目指せば良かった

京都産業大学という伏兵の問題か、既に工事を始めてしまっている今治市政への問題追求を庇うつもりだったのか
あるいは加計側や工事を請け負った側の事情なのか、その全部なのかは不明だが
30年4月開学という無理筋を押し切らなければならなかった、極めて不公正な忖度となっている有り様は
政府と行政への不信へと直結し、国民は厳しい目をむけているということなんだよ