>>550
>口蹄疫
農水省が一義に検討しなければならない話を、まず文科省の問題であるかのように語るなら
それは些か作為があるのではないかな
獣医師を多数養成すれば口蹄疫の対策になると農水省が考えていたなら
構造改革特区の段階で、獣医師養成の大学設置をむしろ農水省から求めた筈だよね

獣医関係学部・学科の入学定員について所掌する文部科学省においては、獣医行政を所掌する農林水産省による将来の
獣医師の必要数の推計などを十分に踏まえ、判断することとしています。
本入学定員の在り方を検討するにあたっては、昨年5月に農林水産省が公表した「獣医師の需給に関する検討会報告書」
の内容を十分に踏まえつつ、獣医師資格は全国共通であることから、基本的には、全国的な獣医師の需給バランスを踏まえ
て全国的な対応として検討することが適切であると考えます。
しかしながら、同報告書においては、複数の前提条件に基づく獣医師の需給見通しが示されており、産業動物診療獣医師
については、今後不足する傾向にあるが、総体として今後獣医師が不足するか否かは、犬猫1頭当たりの診療回数、小動物
獣医療の効率化、飼育動物の飼養頭数等の前提条件によって、供給が不足する場合から供給が過剰となる場合まで獣医師
全体の需給は変化するものとされており、明確な供給不足あるいは供給過剰といった見解は示されていません。
また、同報告書においては、獣医師の活動分野、地域偏在が発生する要因や獣医師免許保有者の一定割合が獣医事に
従事していない要因をより詳しく分析し、これを是正する取組みを強化すべきことが指摘されております。
文部科学省としては、農林水産省が今後行う獣医師の活動分野、地域偏在が発生する要因や獣医師免許保有者の一定
割合が獣医事に従事していない要因の分析及びこれらを是正する取組等の状況や、平成22年を目途に農林水産省で定め
る獣医療法に基づく獣医療の提供体制の整備のための基本方針に関する議論の動向等も踏まえ、関係各方面から獣医師
の確保の観点等の意見をお聞きしながら、また、併せて獣医学教育の国際的水準の確保の観点にも留意しつつ、獣医関係
学部・学科の入学定員の在り方について、検討を進めていきたいと考えています。