イラン司法当局は16日、同国の裁判所が米国と第三国の二重国籍者に、違法な情報収集活動を行ったスパイ罪で禁錮10年の判決を言い渡したと発表した。詳しい人定は不明だが、イランに強硬姿勢を示すトランプ米政権を刺激する可能性がある。地元メディアが報じた。

 イランでは同国と欧米との二重国籍者の拘束も相次いでいる。2015年の核合意に伴う欧米諸国との関係改善を嫌い、反米保守強硬派が妨害活動を強めているとみられている。(共同)
http://www.sankei.com/smp/world/news/170717/wor1707170004-s1.html