>>332 日本の『核武装』はおそらく不可能だろうと思う。
アメリカやUnited Nationsを向こうに回す「人材」や「外交力」を将来的にも日本が持てそうに無いので。

「日本の国家や国民にそんな能力がある」なら、『第二次世界大戦は回避』出来ただろうし、
国の借金が1000兆円を超えるまで『20年以上も歳入と歳出のギャップを放置』しなかっただろうから。
(財政難で途上国並みに日本の国や国民になるリスクがあるから、そのリスクが起これば、
「日本は『財政の敗戦』を喫した」と言えるだろう。)

IAEAは、第二世界大戦後、『ドイツと日本に核武装させない為に』、『アメリカが主導』して作られた。

国連とは、United Nationsとは、第二次世界大戦の戦勝国の『連合国』『連合軍』である。
そのUnited Nationsから、『ドイツ』と『日本』は『旧敵国』条項の指定を受けている。
*現在、国連、United Nationsや国際法などで、
しても良い戦争、『正統性を担保される戦争』は、『極めて厳密に制限』さている

そのしても良い、『正統性を担保される戦争』とは、
『自衛権のみ』で自衛権とは『反撃権』のことである。

○つまり、他国から攻撃を受けた時に、初めて自衛権の行使、反撃出来る。
それ以外の戦争は、(国連軍を除き)認められていない。そういう国連上の法的枠組みがある。

話は『旧敵国』条項に戻る。
旧敵国の「ドイツ」と「日本」が、
「攻撃の意思がある」「国連加盟国が危ない」と感じたら、中国など『他国は攻撃しても良い』。

素人なので「実際にどうなるか?」は、
現実にそのような状況になってみないと分からないところがあるが、
これは通常、『侵略戦争』の概念やカテゴリーに入ると思う。

要するに、『ドイツ』と『日本』に対してだけは、「中国など国連加盟国は『侵略戦争』
を行っても良いことになる」と思う。
(おそらくそうなる前に、アメリカが中国と日本を止めるだろうけどね。
国連、United Nationsが反対するのは自明だろう。)

○国連、United Nationsやアメリカの反対を向こうに回し、日本の核武装を達成
出来るだけの『人材』や『外交力』が現在も将来的にも日本にあるとはとても思えない。

なので、日本の『核武装』はおそらく不可能だろうと思う。

*2ちゃんねるで軍事に詳しい人たちの議論を聞いてると、大抵ある着地点に到達する。
「『核ミサイル』で攻撃出来る『原子力潜水艦』を保有することが、
日本の安全保障で一番コストパフォーマンスが高く、なおかつ、抑止力も高い」と。

俺も確かにそう思う。思うけど、『核武装は不可能』だろうし、
おそらく『原潜は米国から購入』しないとならないだろうから、
「アメリカが『原潜』を日本に売ってくれるかな?」と疑問に思ったりする。作れるかな?日本でも。

*『長年積み重ねて来た借金が膨大で財政難』だから、防衛費を倍増する財政上全く余裕は無い。
今後世界は低成長時代に入り、『日本も長期的な低成長時代が続く』だろう。
『借金が多く少子高齢化はさらに進み』、1〜1.5%ぐらいの低成長が長期的に続く。
まず日本の『財政を再建』し『長期的な財政健全化への道筋』を付けないと、『日本の防衛力は大して上がらない』だろう。

「財政再建や財政健全化せずに」無理に防衛費を上げれば、『急激なインフレ』などが起こり、
日本の経済や社会はガタガタになり、米国や中国に捨値で企業や資本を買い漁られる。
日本は『本格的な中国の属国』になるだろう。
日本の『財政敗戦』とはこのことである。