>>75 急激なインフレが起こる理由は以下に記す。

*現在金利が低いのは、日銀が国債を大量に買っていて国債の価格が高いからだよ。

10年ものなど長期の国債の価格と、金融機関の貸出金利が連動するから。

長期国債の価格が高いと金利が低くなるから。価格が下落すると金利が上昇してくる。

*国の借金が1000兆円を超えているので、金利が上昇すると、
国債の利息分だけで返すお金が膨大になる。

またその利息分を返すために政府は国債を発行する羽目になる。

現在日銀が大量に保有してしまう状態で、他に買い手がなかなかつかないので、
また日銀が買い、お金を政府に渡す。

また金利の上昇は、国債の価格を下落させて、
銀行など金融機関の自己資本比率を下げてしまう。
(自己資本比率が下がると、銀行は融資を抑制したり、貸し剝がしを行い、
自己資本比率を高めようとする。

そうなると、企業の資金繰りが悪化し倒産が増え、リストラも増えて不況になる)

不況にさせてはならないので、日銀は国債をさらに買い続けて、
国債の価格を上げる(金利を下げる)。

日銀が買いごとにお金を市中に増やすごとになる。

財政再建をしないと、今後ますます政府は借金を増やしていく。
そのため、日銀はますます国債を買い、市中にお金を増やしてしまう。

お金の量が増え過ぎて、お金の価値が下がり、急激な制御不能のインフレが起こる。
そのため、賃金も上がるがそれ以上に物価が上昇し、貯金など資産の価値が下がる。

円の価値も下がるので、過度な円安が進み、資源やエネルギーや輸入品の価格が上昇し、
企業に負担を与え労働者の賃金や家計に打撃を与える。

年金や医療など社会保障は機能不全に陥り、大量の自殺者や死者が出る。

これらのことで大不況になり、経済はボロボロになり、
日本人は途上国並みに貧しくなる。

底になったところで日本の企業や資本をアメリカや中国が買い漁り、
日本人の多くは中国系の傘下で働くことになる。