ひきこもりやニートになる理由は『様々』あるらしい。

そして、ひきこもっている人には、『決して強制せず』、『無理にひっぱり出そうとせず』、
(無理強いすると、自殺することもあるからね)
「いい職場があるから、とりあえず働いてみない?」と軽く誘う。

とりあえず働いてみて、「理由がわからないが」、本人が『何か働くことに意義』を見い出せたら、
あとは放っておいても自分から働き出し自立して行くそうだ。
(対処療法的だが、そうするとひきこもりから脱出しやすいそうです。)

*ちなみに確かに休日は増えたけど、正社員の1日の労働時間はここ数年ジワジワと上昇して来ている。
1日の労働時間の長時間化や不規則な労働シフトは、鬱など心と身体を壊しやすいだろう。しかし、安倍自公政権は、過労死真っ只中の残業100時間を認めてしまうしね。

そもそも労働基準法は、
「週5日、1日の労働は8時間『まで』働かせて良い」というもの。
○『8時間までだから8時間より短くても良い』。
8時間までの労働で『キチンと安心して生活出来る』ようにするのが、大原則。
だから、残業時間がそもそも異常でイレギュラー。

なんだけど、日本はサービス残業、長時間労働は当たり前。
残業しないと給料が上がらず、生活が出来なくと言うのが、そもそもそれが『異常』なんだよね。

*ちなみに日本人は昔から放ったらかしにすると勝手に働き出すらしい。
理由は何かわからないそうだけど。
(様々な理由で引きこもりになるが、
『強制的では無く』「良いところがあるから、一度働いてみない?」と軽く持ち掛ける。
それで一度働いてみて、何か分からないがその人が働くことに何らかの意味を見出すと、
後は勝手に自発的に働き出して、何だか分からないが、自立してしまうケースが多いそうだ。

そういえば、もう十何年も前、ヤマト運輸のお兄さんと話したことがある。
まだ午前と午後の区分けしか無かった頃のこと。「これから配達時間が細かくなる。
ドライバーの取り分も厳しくなる」って言ってたから、
「給料が安くなるのは嫌ですね?」って聞いたら、
「それもそうだけど、それより段々と忙しくなり時間や余裕が無くなるのがツライ。
以前は時間に余裕があったから『あそこは近いから俺がついでにその荷物を配達してやるよ』
などとドライバーさん同士の仲間の交流があったけど、
しかし、忙しくなるに従い、みんな自分のノルマ達成するのに汲々となって
仲間同士の交流や職場の仲間意識が無くなっていった。
そのことがツライなあ。」っ言ってたね。)

勤勉なので経済的に成功しやすい。

しかし、その特性を別のベクトルから見てみると、
労働の条件や環境に無頓着になりやすいから、
サービス残業や長時間労働が横行し
ブラック企業やブラックバイトでも何かと頑張って働いてしまう人が多い。
それで鬱などで心や身体を壊す人、働けなくなる人が多い。

『日本人は何か分からないが、放ったらかしにすると、やたらと働いてしまう。』
そのことは『常時意識』されたほうが良いと思います。