0001右大臣・大ちゃん之弼 ★
2017/07/17(月) 15:08:33.40ID:CAP_USER9同団体は30種類のチーズ製品を対象に調査を実施。このうち10製品は箱入りマカロニチーズパウダー、5製品はスライスチーズ、残る15製品はナチュラルチーズだった。
それぞれのサンプルをドイツ・ベルリンにある独立系の検査機関に送り、脂肪分を抽出して検査した結果、検査対象とした30製品のうち29製品から、工業化学物質のフタル酸エステルが見つかった。
フタル酸エステルの濃度は、ナチュラルチーズよりもプロセスチーズの方が高いことが判明。脂肪分だけで見ると、箱入りマカロニチーズなどに含まれる粉チーズのフタル酸エステルの濃度は、ナチュラルチーズの4倍以上、プロセスチーズに比べても1.5倍を超えていた。
フタル酸エステルは、せっけんやプラスチック製品、接着剤、ゴム、インク、香料などに使われる化学物質。意図的に食品に混入されたわけではなく、製造工程でクラスチック管やゴム手袋などを通じて入り込んだと思われる。
米国立衛生研究所によると、フタル酸エステルのような物質は内分泌を撹乱(かくらん)する作用があるとされ、ホルモンに影響を及ぼす可能性もある。
米疾病対策センターによれば、フタル酸エステルの中には動物の生殖器官に直接的な影響を及ぼすものもある。ただし人間が低い濃度でさらされた場合の影響は分かっておらず、まだ研究の必要がある。
米消費者製品安全委員会は2008年、フタル酸エステルの多くについて、子ども用品への使用を禁止。欧州委員会も5種類のフタル酸エステルについて、食品包装素材への使用を禁止している。
今回の検査対象となった30製品の中には、オーガニックの表示がある製品も含まれていた。
9製品は米食品大手クラフト・ハインツが製造していた。同社は箱入りマカロニチーズ市場で76%のシェアをもつ最大手。CNNの取材に対し、「当社の製品にフタル酸エステルは添加していない。今回の限定的な調査で報告された量は、科学機関が定める許容量に比べて1000倍以上も低い。当社の製品は安心して消費してもらえる」と強調している。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35104322.html
2017.07.17 Mon posted at 14:16 JST