■自称社会人が、派遣、ニート、ひきこもりを叩くクズになりはてる3つの理由

・第一に、社会的弱者を叩く言動により、自分を強く見せることができるからだ。

経済活動に参加しないものを叩く言動を採ることにより、いかにも現実的で、強い考え方の持ち主であるかのように
周囲に、そして自分自身をだますことができるからそうなりはてるのである。
平和・人権・民主主義の尊重などを口にしていては、いかにも「夢見る少女」的な、
軟弱なロマンチストという烙印を押されてしまうと恐れている。
社会に出て働く奴隷は常に何かの意見をきき、その意見を自分の意見として語るだけの追従者だ。
偏った知識でのみ判断し、それは「思考」ではなく、常にだれかの考えを「追従」しているのみ。
その自分というもののなさが自信のなさにつながり、結果として極度にその労働価値観の拒否を自分への攻撃と捕らえ、恐れている。
ネットでは、そのような人間が集まり、攻撃的な集団が形作られる。
その集団にまぎれることで自分ひとりが攻撃されることから逃げるのである。
又、経済活動に参加しない者自身がそうなっているケースもある。他のニートを煽り、俺の変わりに奮起してくれという意図であったり、
ただの自虐しかできなくなった哀れな連中だ。
これらもまた真のクズである。

・第二に、国家や社会に尽くしているように思わせることができるからだ。

一般的な労働者は、国家や社会にとってはいてもいなくてもどうでもいい人であり、
国益や公益の形成には直接役立たないかわりがいくらでもいる者達であるという事実がある。
しかし、個人よりも国益・公益を優先させる右寄りの言動を採ることで、
いかにも国家・社会に尽くし、自分は大義をつくしていると勘違いすることができる。
経済活動に参加していない者たたきは、どちらかといえば普段虐げられている立場の一般的な労働者にとっては、
卑小な優越感を感じられる、自己防衛の手段なのでもあろう。