安倍のアンコン前の京都の本音

>京都府 畜産センター 上村浩一所長
「この辺一帯を、獣医学部を設置する予定地と当時は考えておりました。」

新設に向けた提案を中心となって作成した京都府の職員、上村浩一さんです。上村さんは、提案を採用してもらおうと入念に準備を進めてきました。
内閣府に出した提案書です。iPS細胞を使った再生医療など、最新技術を持った獣医師を育てるとしていました。

そこに立ちはだかったのが、新たに追加された条件だったといいます。同じ関西地域には、すでに別の獣医系の学科がありました。

京都府 畜産センター 上村浩一所長
「新たな規制を出したということ、それに対する条件が合わないというのが京都府であると。」

京都府と共同で新設を目指していた京都産業大学。提案の作成に関わった松本耕三元教授は、選考のプロセスに納得できないといいます。

京都産業大学 松本耕三元教授
「広域的にないところ、まさに後出しジャンケンでそういうことされたら、それは負けますわね。
(京都は選定の)テーブルには乗っていないでしょうね。」

6月19日クローズアップ現代より
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3993/