https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-07-17/OT8PULSYF02Z01

スイスの銀行、クレディ・スイス・グループは、コスト削減と人員カットの時代が近く終わることを示唆した。新戦略計画では高リターン事業に集中すると行員に伝えた。

  2018−20年の戦略策定の作業は今月開始された。ブルームバーグが入手した社内文書の内容について同行が肯定した。
  クレディ・スイスは3年間の再編計画の半ばにある。昨年は数千人の削減や営業費用の節減、リスク資産売却で資本強化を図った。同行は今や、成長と株価上昇に向けた舞台が整ったとしている。

  「再編後のクレディ・スイスには2018年以降に大きな価値創造の機会があるとわれわれは同意した。われわれが高リターンで資本効率のよい事業に資本を振り向けるに伴い、これがクレディ・スイス株のバリュエーション上昇につながるだろう」とティージャン・ティアム最高経営責任者は書いている。  
原題:Credit Suisse Signals End to Era of Cost-Cutting, Job Cuts (1)(抜粋)

Patrick Winters、Jan-Henrik Förster
2017年7月18日 02:15 JST

Tidjane Thiam Photographer: Michele Limina/Bloomberg
https://assets.bwbx.io/images/users/iqjWHBFdfxIU/ixVyYCLi7suU/v0/488x-1.jpg