平成26年11月14日
甘利
トリクルダウンがまだ弱いということです。だから、トリクルダウンを強くする。
あるいは「ないんだ」ではなくて、収益を上げたところから還元していかないと、儲かっている人が
ため込んでいるだけで、一切外に出しませんといったら、経済の回復などあり得ない。
だから、トリクルダウンを速くするという課題や、実質賃金ができるだけ早くプラスになるように
していくなど、そういう課題が残っている。
だから、仮に消費税率引上げを延期するということになるならば、そういう本来の企業収益が賃金や
下請け代金に跳ね返ってくる、これが一回は起きているわけですから、2巡目、3巡目を起こしていく、
そういう時間的猶予が必要だという判断だと思います。
アベノミクスが完全に失敗していたら、どこまで延ばそうと、デフレに戻ってしまいます。
デフレに戻らないようにトリクルダウンをしっかりスピードを速める、実質賃金が上がっていくようにする、
その時間的猶予をもらいたいということだと思います。
http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken2014/interview03.html


平成27年2月2日
安倍
「トリクルダウン、我々の政策と違う」


息を吐くように嘘をつく安倍