塩分過多は糖尿病のリスク

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6025089401.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

塩分をたくさんとる人ほど、糖尿病にかかる割合が高くなることが、
米沢市民を対象にした山形大学医学部の研究で分かりました。

これは、山形大学医学部メディカルサイエンス推進研究所が18日、記者会見して発表したものです。
研究では、平成27年度に健康診断を受けた米沢市民のうち、2130人のデータを分析しました。

その結果、1人が1日に摂取する塩分量は、推定で12.1グラムと、
全国平均と比べて2.1グラム多くなっています。
また、研究では塩分摂取量と糖尿病との関係も調べました。
その結果、1日の塩分摂取量が6グラム未満で糖尿病の人は3.2%だったのに対し、
22グラム以上の人はおよそ10倍に当たる30.8%に上っていました。

研究所では、
「塩分摂取量が多い人ほど糖尿病の人が多いことを示したデータは極めて興味深い。
しょっぱい物を食べると主食のご飯を食べ過ぎるなど、糖質を多く採ることが関係しているのではないか」
と話しています。

研究所では今後、塩分を摂取する原因になっている食習慣についても調べることにしています。

米沢市の中川勝市長は、
「今回の発見をきっかけに市民の健康長寿の意識を高め、減塩運動など食生活の改善に努めていきたい」
と話しています。

07/19 12:59