7年前、大阪市内の路上で女性の体を触ったとして、大阪府警は21日、無職の男(32)(起訴済み)を強制わいせつ容疑で逮捕したと発表した。

 逮捕は5月30日で、公訴時効(7年)の成立まで残り12日だった。

 府警によると、男は2010年6月12日未明、大阪市内の路上で、帰宅中の20歳代の女性の口を塞ぎ、体を触った疑い。男は当時会社員で、調べに容疑を認め、「仕事のストレスを発散するためだった」と供述しているという。

 府警は今年3月、別のわいせつ事件に関連して男のDNA型を採取。過去の事件について調べたところ、7年前の強制わいせつ事件の遺留物と一致した。

 男はこの事件ですでに起訴されており、府警は他に4件の強制わいせつ容疑などでも追送検した。

http://yomiuri.co.jp/national/20170721-OYT1T50081.html