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蓮舫代表の「二重国籍」についての説明は矛盾だらけ 末期症状の民進党は自浄作用を示せ 2017/7/21(金) 6:10  池田 信夫  JBpress
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/50589

「二重国籍」に関する蓮舫氏の説明には矛盾や疑問点が多い

 民進党の蓮舫代表は「二重国籍」をめぐる説明が二転三転したことをめぐって党内外の追及を受け、7月18日に臨時記者会見を開いた。
ここで初めて戸籍謄本を見せたが、そこには予想通り国籍選択の日付が「2016年10月7日」と書かれていた。
それより問題は、彼女の提出した台湾政府の「国籍喪失許可証書」である。

これは「2016年9月13日」に許可されたことになっているが、蓮舫事務所が日本の台湾代表処(大使館に当たる)に申請したのは9月6日だった。
通常は国籍審査には2カ月以上かかるが、わずか1週間で国籍喪失が許可されたことになる。これ以外にも、彼女の話には矛盾や疑問点が多い。

[「多様性」や「排外主義」に話をすり替える蓮舫代表]
 問題の発端は2016年8月に、私の主宰する言論プラットフォーム「アゴラ」で、
八幡和郎氏が「蓮舫氏は二重国籍ではないか」と疑問を呈したのがきっかけだった。彼女が過去に「私は台湾籍」とたびたび発言していたからだ。

 これに対して彼女の説明は「私は生まれながらの日本人だ」とか「18歳で日本に帰化した」などと二転三転したが、そのうち二重国籍だったことを認め、
「台湾政府に国籍離脱を申請した」と説明した。これは9月15日に行われた民進党代表選挙の直前で、党内でも「延期すべきだ」という意見があったが、彼女は代表選に圧勝した。

 その後も「違法状態の解消に努めている」という曖昧な説明を続けたが、証拠を見せなかった。これでは選挙が戦えないので、
党内から不満が噴出し、ここに来てやっと戸籍謄本を見せ、これまで指摘された違法行為を認めた。

 ここまで重大な違法行為を認めたら辞任するのが常識だが、彼女は「民族差別だ」とか「排外主義」などと問題をすり替えて辞任を拒否した。
「二重国籍だと知らなかった。故意ではない」というのだが、それは本当だろうか?


続く