民進党の蓮舫代表は21日、東京都議選の敗北を受け、野田佳彦幹事長の交代を含む大幅な執行部人事を断行する方針を固めた。
25日の両院議員懇談会でこうした方針を説明し、月末にも新執行部を発足させる方向で調整している。
大串博志政調会長の交代も検討している。政党支持率が低迷する中で、蓮舫氏が続投するには、党内で都議選敗北のケジメをつける必要があると判断した。

党関係者によると、蓮舫氏はすでに新たな役員の人選に着手しており、野田氏の後任幹事長として岡田克也前代表に就任を打診したものの、岡田氏は固辞したという。
後任には安住淳代表代行や枝野幸男前幹事長のほか、昨年9月の代表選を戦った前原誠司元外相らの名前も挙がっている。党のイメージ刷新を図るため、若手議員を抜擢する案もある。

党が11〜18日に行った都議選総括のための国会議員会議では、選挙前に公認候補の「離党ドミノ」が起きたこともあり、執行部の責任を問う声が続出した。
次期衆院選に向けた選挙態勢を整えるため、人心一新を求める意見も多かった。

蓮舫氏は代表を続投するにあたり、信頼する野田氏を続投させる方針だった。しかし野田氏も党内から想像以上に厳しい批判にさらされており、蓮舫氏の引責辞任を回避する狙いもありそうだ。
民進党は都議選で改選前の7議席を割り込み、旧民主党時代を含め過去最低の5議席に終わった。

配信 2017.7.22 08:00更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/politics/news/170722/plt1707220006-n1.html

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