DDR4-2400 8GB×2枚が13,000円台など全体的に続騰、平均上昇率10%超えも - AKIBA PC Hotline!
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相場月報7月号
サハロフ佐藤(佐藤 純一)2017年7月27日 07:05

 今回調査でもメモリは全体的に上昇傾向が続いている。

 特にDDR4-2666の2枚組は、平均の値上がり率が4.8〜12.1%と大きい。16GB×2枚組の最安値は前回比1,780円高の29,260円で、3万円以下は1店のみ。8GB×2枚組も940円高の税込15,120円に上がった。前回調査時は目立つ動きがなかっただけに、突然の高騰には驚く。

 DDR4-2400は平均2.7〜6.8%上昇。このうち8GB×2枚組の最安値は1,310円高の税込12,790円に急騰したが、7月15日には税込13,480円を記録、1年10ヶ月ぶりの13,000円台となった。中心価格帯は、8GB×2枚組が14,000円台、4GB×2枚組が8,000円弱〜8,000円台半ばだ。

 DDR4-2133は平均の動きが2400より小幅だが、8GB×2枚組は1,850円高の税込13,430円に上昇。価格面から選ぶ利点はなさそうで、最近はデスクトップPC向けに2133を置くショップも減ってきた。

 DDR4 SO-DIMMも上昇しているが、2400が平均3.8〜10.2%上がった一方、2133は1.5〜4.8%に留まり、最安値も横ばいだ。在庫ショップ数も2133のほうが多く、最安値は8GB×2枚組が税込13,370円、4GB×2枚組が税込7,280円で、中心はプラス数百円程度となっている。

 最後に光るメモリを。GeILから発売された「EVO X」という製品で、発光機能を持つマザーボードにDIMM側の電源コネクタを繋ぎ、ソフトウェア制御で光らせて楽しむという趣向だ。昨秋から続くメモリの高騰で、いい加減めげそうな昨今、いっそメモリに癒やされてみるのも良いかもしれない。

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