18世紀の識字率はロンドンが30パーセント、パリが10パーセントだったそうですが、
江戸は80%超えです。当時のヨーロッパの出版状況からしてそんなもんでしょう。
出版の世界は、日本がダントツ世界一でした。一般庶民が書物に明け暮れました。

日本と違ってイギリスやフランスではエリート教育は進んでいましたが、
庶民教育にはほとんど関心がありませんでした。

というか庶民が知恵を持たないようわざと教えませんでした。

当時のパリ市民の民度の低さはフランス革命について書かれた本を読むと良くわかりますよ。

たしかに庶民や移民に知恵をつけさせたらいつか出し抜かれてしまい、
コントロールができないと考えたのでしょう。