28日午後2時ごろ、大津市南小松のJR湖西線近江舞子駅の待合室で、「危険物」などと書かれた紙が挟まったリュックサックを乗客が見つけた。
滋賀県警機動隊の爆発物処理班が中身の安全を確認し、駅利用客の男性の荷物と判明した。

大津北署によると、男性は登山客で、駅周辺を観光する間、荷物が邪魔だったため待合室に置いていた。
紙は荷物が盗まれないよう挟んだといい、男性の名字とともに「一時的に離席」「貴重品は入っていません」などとも書かれていた。男性は「お騒がせして申し訳ない」と話している。

県警の要請を受け、JR西日本は同駅の手前で電車を一時的に停車させるなどしたため、上下線数本が遅れる影響が出た。

配信2017年07月28日 23時10分
京都新聞
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