>>636
次元というのはその世界の中にある点の位置を表すために必要な座標の個数という意味しかない
3次元空間内にある点なら(x, y, z)という3つの座標で表されるけど、その点が時間とともに空間内を
移動していると考えるとある時刻の点の位置を指定するには時間の変数tも加えて(x, y, z, t)という
4つの座標を使う必要がある。だからこの世界を(時間変化も含めて)記述すると4次元になる

5次元以上の世界の点の位置を表すには座標が5個以上必要になる
数式的には座標の数を増やしていけばいいだけなので次元はいくらでも増やせる
数学的な計算規則はほとんどの場合、低次元でのルールがそのまま高次元にも拡張できる

超ひも理論なんかに出てくる10次元とか11次元というのも、ただそれだけのこと
ただし5番目以降の座標が何を表してるのかは4次元の住人である我々には感覚的には分からない