県内の漁師家族、怒りと不安 北ミサイル奥尻島沖落下で
7/30(日) 1:50配信
北國新聞社

神棚に手を合わせ、操業中の三男の無事を祈る恵美子さん(右)と弘さん=能登町小木
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00508099-hokkoku-l17.view-000

 28日深夜、北朝鮮が発射したミサイルは、石川県漁協の中型イカ釣り船14隻が操業している
海域から約300キロ離れた北海道奥尻島沖に落下した。「いつか、罰が当たる」「これ以上
北朝鮮に振り回されるのはかなわん」。「先軍」を旗印に、日本の排他的経済水域(EEZ)で
わが物顔に振る舞う北朝鮮の脅威に、イカ釣り船を送り出す能登町小木では、怒りと不安の声が
交錯した。

 能登町小木の四方(よも)恵美子さん(76)は29日未明、枕元から流れるラジオで北朝鮮の
ミサイル発射を知った。三男(48)が県漁協小木支所所属の中型イカ釣り船に乗り組み、
北海道沖の日本海で操業中だ。ミサイルが北海道沖に落下したと分かり、さらに不安になった。
「無事だろうかと思って、なかなか眠れなかった」という。夫の弘さん(82)と神棚に手を
合わせ、無事を祈った。

 日本海中部の大和堆(やまとたい)には北朝鮮籍とみられる400〜500隻の違法操業船が
押し寄せてイカ釣り漁を妨害し、その間も北朝鮮はミサイル発射を繰り返し、国際社会へ挑発を
続ける。四方さんは「心配しても仕方がないのは分かっているが、どうしても不安になる。
(北朝鮮には)いつか罰が当たる」と険しい表情で語った。

 県無線漁業協同組合(能登町)は29日未明、操業中の県漁協所属中型イカ釣り船14隻と
連絡を取り、全船と乗組員約120人の無事を確認した。

 違法操業船への国の対策を求めて、東京と小木の間を往復している県漁協小木支所の
山下久弥運営委員長は「日本のEEZはいつから北朝鮮のものになったのか。ミサイルを落としたり
違法操業船が押し寄せたり、あきれるしかない」と話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170730-00508099-hokkoku-l17

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