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全国的に厳しい暑さが続く中、熱中症を防ぐために清涼飲料の需要が高まっていて、飲料メーカー各社は増産を進めています。
このうち、キリンビバレッジは、熱中症の予防のため子どもや高齢者向けに販売が伸びている塩分を含んだ清涼飲料について、8月の生産量を去年の同じ月と比べて2.8倍に引き上げる計画です。

また、伊藤園は、子ども向けに販売が好調なカフェインの入っていない麦茶をことし5月からの1年間で前の年の同じ時期に比べ20%増産しているほか、アサヒ飲料も、今月と来月、乳酸菌入り飲料の生産を当初の計画と比べて30%増やしています。

民間の調査会社、飲料総研によりますと、6月までの半年間の清涼飲料の出荷量はおよそ1066万キロリットルと、去年の同じ時期に比べ1%増加し、統計を取り始めた平成6年以降、最も多くなりました。

今後の見通しについて、飲料総研では「全国的に暑い日が続き熱中症予防の需要も見込めることから、当面、出荷量は過去最高のペースで推移するのではないか」と話しています。

7月31日 4時20分