「逮捕後公開」を条件に籠池氏が明かしたこと

■政権側からはシグナルがあった

――シグナルとは?

2月22日、自民党の大塚高司・国対副委員長(衆議院議員、大阪8区)が僕のところに来たとき。

――他のシグナルは?

それは・・・言わんとく。

――逮捕されなければ出さないと約束するので話してほしい。

(籠池氏はその後しばらく重く口をつぐんだ。約30分後、ようやく口を開いた)3月15日、昭恵夫人から電話がありました。

――どんなやりとりを?

「かなり我慢をしてやってきましたのに、なんでこないなったんですか」と私が申し上げると「すみません、すみません、主人の意向なので」と。

私は「もう、あのことも言わざるをえんようになりました」と申し上げました。昭恵夫人が「あのこととは?」とおっしゃるので、「100万円のことです」と返しました。

――その時の昭恵さんの反応は?

「ああ・・・」と。沈黙されてました。

――否定はしなかった?

ないですよ。

――覚えていないとは?

ないない、そんなん。

――他には?

昭恵夫人は「こういうことになるとは私は思わなかった、わからなかったんです」とおっしゃっていた。私は「わかりました、これが最後です、失礼します」と言って電話をきりました。

http://toyokeizai.net/articles/-/179316