ナイチンゲール記章 伊藤明子さんが受章
8月2日 13時02分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170802/k10011084471000.html?utm_int=news_contents_news-genre-new_005

優れた功績のあった看護師などに贈られるフローレンス・ナイチンゲール記章の授与式が2日、皇后さまも出席されて東京で開かれました。
東京・港区で開かれた授与式には、日本赤十字社の名誉総裁を務める皇后さまをはじめ、名誉副総裁で平成15年以来14年ぶりの出席となった皇太子妃の雅子さまなど女性の皇族方も出席されました。

フローレンス・ナイチンゲール記章は、赤十字の国際委員会が2年に1度、世界各国で特に優れた功績のあった看護師などに贈っているものです。今回、日本では、紛争地域で活動する国際赤十字の医療チームの責任者として日本人で初めて現場を指揮した経験を持つ看護師で、名古屋市内の病院に勤務する伊藤明子さん(58)が受章しました。

授与式では、皇后さまから伊藤さんにナイチンゲールの肖像をかたどった記念のメダルなどが贈られ、伊藤さんが「人道支援における看護活動の更なる充実と、後輩育成のため、今後とも尽力することをお誓い申し上げます」とあいさつしました。