記録的な大雨で被害が出た秋田県の自治体を支援しようと、「ふるさと納税」制度を活用した寄付が相次いでいる。

 返礼品がないにもかかわらず、寄付は200件、350万円を超え、ふるさと納税を紹介するサイトには励ましのメッセージも寄せられている。

 ふるさと納税の窓口の一つで民間ウェブサイトの「ふるさとチョイス」では7月27日から、「平成29年東北豪雨」と題した特別ページを開設し、被害が大きかった横手、仙北、秋田、由利本荘の4市と秋田県が寄付を呼びかけている。県と4市には、同サイトを通じ3日午前10時現在、計206件、355万5092円の寄付があった。

 サイトには、あふれた川や水につかった住宅地の写真も掲載され、閲覧者からの「1日も早い復興を応援しています」「がんばれ東北。がんばれ秋田!!」といったコメントも紹介されている。

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http://yomiuri.co.jp/national/20170803-OYT1T50028.html