農家のブラックな一面を目撃 メロン農家のメロン6600玉に除草剤が撒かれ全滅…

その後、収穫作業が8時頃終わり
朝礼を終えた頃、曇った空が晴れはじめ
暑い
夏の日差しの太陽が照り始めました。
専務がハウスの見回りにいったとき、
25〜32番ハウスが開いていない!

メロンが蒸し焼きになっているた。
緊急異常事態を発見。
スタッフ総動員で駆けつけ
メロンハウスのサイド換気を
開けようとするも、
電源が落ちている!
電源コードを切られたか?
これは間違いなく外部の人間の仕業。

まさか…
ここでとっさに思い浮かびました。
「これは…うちのミスじゃない。
寺坂農園を潰そうとしているヤツがいる」

恐怖を感じながら、必死にハウスの
下腰ビニールをおろして換気できるよう
みん
なで汗だくになりながら開口部を作り
メロンを守るのに必死でした。
「ブレーカーが落とされている!」
父が原因を発見し、電源復旧。
ゆっくりとハ
ウスのサイド換気が開き始め
なんとか全滅を逃れることができました。
設定を狂わされたのは8棟。
そのうち、焼けたハウスは4棟。
熱い日差しの下、、
約1時間ほど換気されないハウスの中で
ジリジリと蒸し焼き
になっていたメロン。
生育への影響程度は…
中位葉が少ししおれているぐらいで
今までの経験から
『回復する』と判断。
「これぐらいの程度なら、
何とか収穫まで持っていける!」
そのとき15名ほどで走り回って
大騒ぎしながら換気しようと頑張って
いまし
たが、とりあえずみんな一安心。
それと同時に、
得体の知れない恐怖感がわき上がる。
「い、いったい誰が…」

いったいなぜ…。何の目的が??
前に3回ほどあった
全自動換気装置の設定が狂っていたのも、
そうか、
外部の人
間の仕業だったんだ…
本当に恐怖を感じました。
このまま秋までメロンを収穫しきれるのか?
また犯
罪行為をしにくるのか?
めまいがした。
しかも一年で一番の繁忙期の今。
心が折れそうでした…。