日付で警察庁長官官房審議官に異動する京都府警の坂井孝行本部長(54)が3日、離任会見をし、
「新しいことに積極的にチャレンジする良き伝統を引き継いでほしい」と述べた。

 坂井本部長は平成27年7月に就任。「非常に充実した2年間だった」と振り返った。
印象に残った事件として、昨年9月に京都市伏見区の路上で男性が殺害された事件を挙げ、
「証拠の乏しい中で苦労したが、粘り強く捜査を展開し、組織的な犯行を解明して犯人を検挙できた。捜査員の頑張りには頭の下がる思い」と話した。

 着任時に最重要課題とした王将フードサービス前社長射殺事件にも触れ、「解決できなかったことは大変残念」とした上で、
「捜査員は引き続き士気高く捜査を継続している。必ず結果を出してくれると信じている」とエールを送った。

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