http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170804/k10011087721000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_007

奄美大島では7年前の10月に記録的な大雨が降り、川の氾濫や土砂災害が起きています。気象庁は今回の台風5号でも当時のような大雨になるおそれもあるとして、早めの避難など厳重な警戒を呼びかけています。

気象庁などによりますと、7年前の平成22年10月、奄美大島付近に停滞した前線に向かって南シナ海にあった台風から湿った空気が流れ込んだため、18日から21日にかけて記録的な大雨になりました。

24時間降水量は奄美市名瀬で648ミリと記録を取り始めてから最も多くなり、3日間余りの総降水量は奄美市住用町で893ミリに達しました。

この記録的大雨で川が氾濫してグループホームが浸水したほか崖崩れや土石流などの土砂災害が相次ぎ、3人が死亡しました。

気象庁は7年前と気圧配置は違うものの、今回の台風5号も当時に匹敵するような大雨になるおそれもあるとして、早めの避難など厳重な警戒を呼びかけています。

8月4日 19時02分