http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170804/k10011087831000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_007

在日アメリカ軍の再編の一環として、神奈川県の厚木基地にある空母艦載機部隊の山口県の岩国基地への移転が6日ごろから始まることになり、4日、国から岩国市などの関係自治体に伝えられました。

このうち岩国市では、中国四国防衛局の赤瀬正洋局長が4日午後、福田良彦市長と会談し、部隊移転の第一陣として最新の長距離レーダーを備えた早期警戒機「E2D」5機を6日ごろから岩国基地に移すという連絡がアメリカ側からあったことを伝えました。

天候によっては日程が変更されることがあるということです。これに対し福田市長は、機体の整備やパイロットの教育など部隊の安全運用を徹底するほか、「広島原爆の日」の6日の、黙とうが行われる時間帯には、飛行を自粛することをアメリカ側に求めるよう要請しました。

アメリカ軍の空母艦載機部隊は在日アメリカ軍の再編の一環として、神奈川県の厚木基地から岩国基地に順次移転される計画で、岩国市など地元の関係自治体が受け入れを表明しています。

移転が完了すれば、岩国基地は軍用機の数では沖縄県の嘉手納基地と並んで東アジア最大規模のアメリカ軍の航空基地となります。

8月4日 20時00分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170804/K10011087831_1708041945_1708042000_01_02.jpg