昨年4月に起きた熊本地震の復興のために現金が必要だと偽り、高齢女性から現金をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は5日までに、詐欺の疑いで大阪市浪速区、無職東口司樹容疑者(27)ら男6人を再逮捕、追送検した。東口容疑者は既に同罪で起訴されている。

 捜査2課によると、埼玉や鹿児島など5県に住む70〜80代の女性5人が計約3370万円の被害に遭った。

 再逮捕、追送検容疑は今年2〜4月、ボランティアを装って電話をかけ「仮設住宅を購入するために名義を貸してほしい」などと依頼。その後、金融庁職員などを名乗り「金を支払う必要がある」と言って、現金などを詐取した疑い。

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