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九州北部豪雨で被害を受けた福岡県東峰村で捜索や復旧の作業にあたっていた陸上自衛隊が、5日、現地での任務を終えました。
今回の豪雨を受けて、陸上自衛隊は、東峰村に先月5日から部隊を派遣し、延べ4600人が、行方不明になった人の捜索や流木の撤去作業などに当たりました。5日は、およそ20人の隊員が村役場を訪れ、加藤武則1等陸佐が、澁谷博昭村長に村での任務を終えたことを報告しました。

これに対し、澁谷村長は「災害発生後、いち早く現場に来て、村民のために尽力していただいたことを感謝している」と謝意を伝えました。このあと、隊員たちはトラックに乗り込み、村の職員や住民らが拍手で見送る中、それぞれが所属する駐屯地に戻っていきました。

陸上自衛隊は、引き続き朝倉市で任務を続けるとともに、台風5号の接近に伴って再び被害が発生した場合は、速やかに部隊を派遣することにしています。3人が亡くなり、大きな被害が出た地区に住む70歳の女性は「一生懸命頑張ってくれたので、多くの人が助けられたと思います」と話していました。

8月5日 16時04分