>また有名なビールブランドを展開する飲料水メーカーでも書かれている通り、適量で正しい飲酒は長生きの元にも良いとされています。

以前は適量の飲酒は健康に良いと言われたりもしたが、最近の研究では適量の飲酒であっても脳が萎縮すると分かってきている。
酒好きの諸君、酒が健康に悪いことを覚悟して酒を楽しもうじゃないか。

http://newsphere.jp/culture/20170708-1/
英医師会誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)」の発表された論文において、アルコールの消費が脳の構造と機能に関してどのような影響をもつかが調査されている。
調査では、550人の男女が対象となり、一週間のアルコールの摂取量が計られ、30年間(1985年?2015年)に渡る脳の認識機能が継続的に計測された。

 お酒を多量に飲む人については予想通りの結果が観測された。計測された30年間に渡りアルコールの消費量が高かった者(一週間に30ユニット以上の飲酒量)には、
海馬の萎縮が高い確率で起こったのである。なお、お酒の1ユニットは、純アルコールの10ミリリットルもしくは8グラムを意味するといい、
標準的なアルコール度数5%のビールであれば、200ミリリットルに当たる。海馬とは脳の記憶や空間学習能力に関わる部位である。
また、海馬の萎縮に加え、言葉の流暢さにも衰えが早く観測されたという。
ただ海馬の萎縮は驚くべきことに適量を守って飲酒する人の場合でも同様に観測されたのである。
この研究では適量を守って飲んだ人は一週間に14?21ユニットの飲酒量とされているが、
全く飲まない人と比較すると3倍もの確率で海馬の萎縮が起こったのだという。