2017年8月6日

 主要世界棋戦の一つである「第3回夢百合杯世界オープン戦」の本戦(64人)が6月中旬、中国・北京の中国棋院で開幕、1、2回戦が打たれた。日本からは高尾紳路名人、河野臨九段、余正麒七段の3人と推薦のワイルドカード枠として、日本発の人工知能(AI)囲碁ソフト「DeepZenGo」が参加。余を除く3者は1回戦を突破したが、2回戦で全員が敗退し、日本勢は16強に残ることができなかった。

 今回、何といっても注目を集めたのはZenの参戦だ。これまで人間とAIの対局は何度か行われてきたが、…

↓続きは
https://mainichi.jp/articles/20170806/ddm/013/040/054000c