https://mainichi.jp/articles/20170809/k00/00m/040/047000c

 高松刑務所(高松市)は8日、50代の男性受刑者が倒れて意識不明となり、病院で死亡したと発表した。外傷はなく、熱中症の疑いがあるとみて死因を調べている。

 6日午後6時20分ごろ、単独室にいた受刑者がうずくまっているのを巡回中の職員が発見した。受刑者は精神障害で投薬治療を受けていたが、他に持病はなかった。6日午後5時ごろに夕食を取り、約1時間後の職員の巡回でも異常は見られなかったという。

 単独室にエアコンはないが自由に飲める水道があり、廊下には扇風機を備えているという。6日の高松市の最高気温は37・1度だった。