8日午後4時45分ごろ、浜松市中区南伊場町のJR東海の浜松工場で、出庫のため走行していたN700系の新幹線車両(16両、約400メートル)が脱輪した。

同社によると、脱輪したのは9〜11号車で、車内に乗客はおらず、けが人はなかった。脱輪の影響で2号車部分が市道と交差する踏切で立ち往生し、市道が通行できない状況になった。

同社によると、脱輪したのは営業用車両で、工場で点検を受けていた。当時は時速5キロで走行中だったという。この踏切付近では2008年10月にも新幹線の試験車両が脱輪している。同社が原因を調べている。

脱輪し、踏切で立ち往生した新幹線=浜松市中区南伊場町
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配信2017年8月8日20時43分
朝日新聞デジタル
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