【ワシントン時事】オーストラリア東部沖で起きた輸送機オスプレイの墜落事故に関し、在沖縄米軍トップのニコルソン四軍調整官は9日、「オスプレイの安全は事故後に確認済みで、既に飛行を再開させた」との声明を発表した。
 
 声明によると、海兵隊は事故後に48時間の飛行停止措置を取り、救出された搭乗員からの事情聴取を含む事故の原因究明を開始。搭乗員に適正な飛行手順を徹底するよう指導した上で、オスプレイは安全に飛行できると判断した。

 声明では、海兵隊は「安全だと確信できない航空機を飛ばすことで、搭乗員や地域住民を危険にさらすことは決してしない」と強調。その上で「オスプレイの飛行継続は軽い判断ではない」と弁明した。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170810-00000002-jij-pol