北朝鮮は日本の原発を核ミサイル攻撃する。

実験では、通常の原爆よりもエネルギー効率のよい「ブースト型核分裂爆弾」が使われたという見方もある。

この爆弾は、核融合技術を使い、威力を保ちながら小型化することが可能で、弾道ミサイルへの搭載が容易になるという。

 では、「標的」となる可能性が高いのはどこなのか。防衛省・統合幕僚監部等の元情報分析官で軍事アナリストの西村金一氏はこう指摘する。

「北朝鮮が日本を狙うとすれば、東京などの大都市、在日米軍基地、そして原発でしょう。韓国メディアが昨年報じたところによると、

朝鮮労働党の宣伝扇動担当書記が『原発1カ所を攻撃すれば広島の原爆の320倍の爆発が起こり、日本を地球上から消し去れる』と講演で発言したようです」

 そして、その危険極まりないミサイルが北朝鮮で発射された場合、日本に届くまでの「到達時間」は「最短で7〜8分とみられています」


北朝鮮が狙う原発は日本のどこなのか?

ミサイルの射程距離内で確率的には2つの標的があると思われます。

一つは福井・京都にまたがる「若狭湾」にある原発群。

もう1つが、世界最大の原発がある「新潟県柏崎市」の「柏崎刈羽原子力発電所」。

ここには、なんと7機もの原子炉を有し、しかもそのうち4つが稼働しています。

ここが攻撃されたら被害は甚大です。