なぜか【山下雄平】(自民党・佐賀県)が国会で「シー・シェパードを入国させるべきではない」。



2014.06.10 国会(参議院法務委員会)
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/186/0003/18606100003022a.html


○山下雄平(自民党佐賀)
私は、シーシェパードのメンバーが国内で問題を起こしたり事件を起こしたりという報道が後を絶たないことを見て、
そもそもシーシェパードのメンバーを日本に入国させるべきではないんじゃないかと思っております。
これまでシーシェパードのメンバーを入国を拒否した事例というのはあるんでしょうか、お聞かせください。

○榊原一夫(法務省入国管理局長)
シーシェパードに所属する外国人という事実のみをもって上陸拒否をすることはできないと考えておりますが、
これまでに上陸のための条件に適合していなかったために上陸を拒否した事例はございます。

○山下雄平(自民党佐賀) 
メンバーだから、それだけをもって入国を排除するのはできないけれども、排除した例はあるということでしたけれども、
どういった理由で入国を拒否しているんでしょうか、お聞かせください。

○榊原一夫(法務省入国管理局長) 
個別の事例の詳細については回答を差し控えさせていただきたいと思いますけれども、
一般論を申し上げますと、本邦に上陸しようとする外国人から申請があったときは、入国目的、活動内容、滞在先などの詳細について事情聴取をし、
入管法に規定する上陸のための条件に適合するかどうかを慎重に審査しております。
そして、入国審査の過程で申請に係る入国目的以外の目的、例えば違法行為を目的としていることが明らかとなった場合には、
在留資格該当性がないものとして上陸を拒否することになります。
また、過去に一年以上の懲役等に処せられたことがある場合や退去強制されてから一定の期間を経過していない場合等は上陸拒否事由に該当することになりますので、
そういったものとして上陸を拒否することが考えられます。

○山下雄平(自民党佐賀) 
個別にいろんな話を聞いて、入国拒否事由に該当する場合は拒否するということだろうとは思うんですけれども、
今回の例えば入国する目的なんかを虚偽で言った場合に、それを、じゃ、立証したり、うそを見抜くというのはなかなか大変じゃないかなと思っております。
だからこそ、多くのメンバーが日本に入国していろんな妨害活動ができているわけだろうと思います。