>>539
>>540

これが詳しくて良く分かるよ。
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/f47e36e36a37d332695ad47113567d84

サハリン2問題では一見、ロシア対日英蘭の対決が行われているように見える。
日蘭の経産相がサハリン2問題で対ロシア連携強化を謳っている

こともその証拠の様に見える。しかし、現実はかなり異なると見て良いだろう。

そもそも、日本の目と鼻の先の樺太の油田・ガス田の権益を英蘭資本が握る事自体に何の正当性もない。
これは、中近東やアフリカの天然資源の利権を欧米資本が植民地時代同様に握り続けているのと同じ現象である。
そして、英蘭両国は米国への影響力を失いつつあり、ロシアが油田・ガス田の利権を強制的に取得するとしてもそれに対抗できる力は持っていないでのある。

ロシアにとって、東アジアで唯一の高度先進国である日本はガス・石油を売り込むべき最大の市場である。
ロシアは安定した需要を求め、日本は安定した供給を求めている。
この日露両国の関係から搾取するロイヤル・ダッチ・シェルは日露両国にとって敵以外の何者でもない。
つまり、現在の対立関係は日露vs英蘭という構図になっていると思われる。