>>82
日銀の保有国債は昨年末時点で
前年比27・0%増の421兆円(時価ベース)で、発行残高全体の39・1%を占めた。
大規模緩和前の2012年末と比べると、日銀の保有額は3・6倍で、
今年中に500兆円を超す可能性がある。

日銀は現在の緩和策で、年80兆円をめどに国債を買い増している。財務省は年約40兆円の
国債を新たに発行しており、日銀はそれ以上の量を、民間銀行などから買っている。

民間銀行が保有する国債の残高は、昨年末時点で209兆円で、4年前の360兆円から
4割以上減った。保有割合は19・4%で、初めて2割を割り込んだ。
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『民間の銀行』による
国債残高は4年前より40%以上減少、保有率は初めて20%を切った。

民間の銀行は、国債から手を引いている。

おそらく国の1000兆円を超える巨額な借金、
さらに日本政府は毎年赤字を垂れ流しているので、
さらに国の借金は拡大して行くだろうから、
「このまま国債を保有してたら、うちの会社も危ない」と見て、
国債から逃避しているんだろうと思う。

その民間の銀行が売却した国債を日銀が買っている。

日銀は国債を買って、代わりに、紙幣を刷って相手に渡すから、
日銀が国債を買うごとにお金の量が増えて来る。

この流れだと、日銀の他に国債の買い手がどんどんといなくなるだろうから、
今後もさらに日銀は国債を大量に買い続けることになる。

海外の投資家に国債を買って貰う方法もあるが、
おそらく海外の投資家は高い金利を要求するので、
不況になる金利が上昇してくるから、
海外の投資家に買って貰うことは出来ない。

だから、日銀がこれからも大量に国債を買い支え続けることになる。
(現在でも1000兆円を超える巨額な借金を放置して、
毎年赤字を垂れ流す日本政府のために。)

日銀が大量に国債を買うたびに、お金の量が増えてくる。

それを毎年繰り返すことになる。

さらにお金の量が増えてしまい、お金がジャブジャブになって来る。

お金がジャブジャブになると物価が上昇するので、
『急激なインフレ』などになるリスクがある。
(そうなると貯蓄など国民の資産の大半は、借金している政府や極一部の富裕層に集まり強奪される。
労働者や公務員の大量のリストラ、社会保障制度の機能不全などにより、
50万人以上の死者自殺者が出る。

日本の経済や社会はボロボロになり、
日本の資本や企業は底値でアメリカや中国に買い漁られて、日本は途上国並みになる。)